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ドッグフードはグレインフリーにすべき?「穀物の役割」と安心できるごはん

近年「グレインフリー(穀物不使用)」のドッグフードが注目を集めています。
「犬に穀物は不要」「消化に悪い」という声もあり、愛犬の健康を気遣う飼い主さまほど気になっているキーワードかもしれません。

しかし、本当に穀物は悪者なのでしょうか?

この記事では、あえて「グレインフリーにはしない」ドットわんが、穀物使用についての考えをお伝えします。

グレインフリーが注目されている背景

グレインフリーのドッグフードが広まってきた背景には、愛犬のアレルギーや消化不良を気にされる飼い主さまが増えてきたことがあります。
確かに、愛犬が特定の穀物に対してアレルギー反応を示す場合には、その穀物を食事から除いてあげる必要があります。

ただし、「すべての犬にとって穀物が悪い」というわけではありません。
むしろ、穀物は栄養添加物に頼らない総合栄養食を作るうえで欠かせない食材だと、ドットわんは考えています。

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ドットわんがグレインフリーにしない理由

ドットわんごはんでは、全種類に穀物が使用されています。
たとえば、牛、鶏、豚、魚の4種類のフードがありますが、すべてに玄米が使用されています。
その他、牛ごはんには小麦胚芽、豚ごはんには白米、魚ごはんには丸麦が入っています(鶏ごはんは玄米のみ)。

使用されている穀物
牛ごはん(Red mind)玄米(山形産・他)・小麦胚芽(北海道産・他)
鶏ごはん玄米(山形産・他)
豚ごはん玄米(山形産・他)・白米(福岡県産・他)
魚ごはん玄米(山形産・他)・丸麦(国産)

ドットわんが穀物を使う理由

ドットわんが穀物を使う最大の理由は、栄養添加物に頼りすぎない総合栄養食を作るため、ビタミン・ミネラルがバランスよく含まれている「穀物」のチカラが必要だからです。

ドットわんは手作り食のような、”添加物に頼らない栄養摂取”こそが理想の食事だと考えています。
理想の実現のため、食材を組み合わせ、できるだけ栄養添加物を加えないレシピを採用しています。※

※微量栄養素の“補完目的”でごく少量(総量の1.5%未満)だけ使用しています。ただし、ドットわんごはん―Red mindーは、栄養添加物も不使用です。(2025年11月現在)

食材を活かした総合栄養食には、たんぱく質・脂質が取れる食材(肉類など)だけでなく、ビタミン・ミネラルがバランスよく含まれている食材……「穀物」が必要不可欠。
そういった考えから、穀物を取り入れることをドットわんは選んでいます。

質の良い天然食材に過剰な添加物は不要。
できるだけシンプルな調理で、食材本来の栄養素を壊さずに食べることが健康な身体づくりにつながります。

安全に穀物を与えるために

ドッグフードに穀物を使う際、ドットわんが気をつけていることが2点あります。

①消化・吸収しやすいように下調理をすること
②良質な国産食材を使うこと

ドットわんごはんは、人が食べられる上質な玄米や丸麦を丁寧に炊飯することで、美味しくて消化しやすい「ごはん」の状態にしてから原材料に加えるため、愛犬のおなか(消化・吸収)に負担をかけません。

丁寧な「炊飯」が最大のポイント!

「グレインフリーのドッグフードは消化に優しい」という言葉を聞いたことはありませんか?

穀物には、ビタミン・ミネラルの他にエネルギー源となる炭水化物が多く含まれており、そのほとんどが「でんぷん」からできています。
でんぷんは、生のままでは消化性が悪く、適切に加熱しなければ消化することができません。

グレインフリーのドッグフードでは、そんな穀物を除くことで「消化に悪いものを入れていない=消化に優しい」とアピールしているという一面があります。

ですが、私達は毎日のように穀物を摂取しており、それでお腹を壊すことは滅多にありませんよね。
それは、適切に加熱し消化できる状態にしているからです。(これをアルファ化といいます)

たしかに穀物は生のままでは消化しにくいです。
しかし、人がお米を炊いて食べるのと同じように、きちんと炊飯しアルファ化させることで、犬も安全に穀類を体内で消化することが可能になります。
その他、ニンジンやカボチャなども茹でたり蒸したりと、食材に合わせた下ごしらえを行っています。

愛犬が消化・吸収しやすい優しいごはんづくりを第一に、下調理の手間は惜しみません。

食材の持つ栄養素を活かし切るために…

ドットわんごはんは、一般的なドライフードで用いられる「エクストルーダー」という専用機械を使用しません。
エクストルーダーを使えば、熱調理にかかるコストを抑えることができますが、そのぶん高温・高圧で処理されてしまうため、食材の持つ栄養素が壊れやすくなってしまうからです。

ドットわんでは、炊飯を始めとする下調理から粒を丸める工程までをひとつずつ行っています。
各工程で最適な熱や圧力を微調整することで、食材の持つ栄養素を活かし切ります。

「安全に」穀物を与えるため、手間ひまを惜しまない
食材にあった熱調理のため、製造工程を完全には機械化することなく、人の手で行う。
非効率ですが、手間ひまをかけることで、食材の栄養を壊さず消化にも良いごはんが出来上がります。

「穀物=悪」ではなく、「どう使うか」が大切

大切なのは「グレインフリーかどうか」ではなく、原材料の質と調理方法です。

ドットわんは、人間が食べられる国産食材を厳選し、炊飯という下ごしらえを行うことで、穀物の良さを最大限に引き出しています。

愛犬に合わせた選択を

もちろん、アレルギーや体質によって穀物が合わない犬もいます。そうした場合は、獣医師と相談しながらフードを選ぶ必要があります。

逆を言えば、穀物アレルギーなどがなければ、ビタミンやミネラルの宝庫である穀物を避ける理由はありません。

まとめ

・グレインフリーは流行しているが、すべての犬に必要ではない
・ドットわんは「栄養添加物に頼りすぎない総合栄養食を作るため」ビタミン・ミネラルが豊富な穀物を使用
・炊飯を行うことで、穀物は消化・吸収しやすく、安全に与えられる

愛犬の健やかな毎日を支えるために、ドットわんは「穀物をどう活かすか」にこだわり続けます。

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ドットわんスタッフ まち

ワンコ、ニャンコが大好きです♪
でっかいワンコとモフモフのニャンコと暮らすことが夢です。

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