猫は地球を救えるか?()

Scroll

もし道に迷ったら、
一番良い方法は猫について行くことだ。
猫は道に迷わない。

Charles Monroe Schulz(チャールズ・M・シュルツ)

ヒトは経済や主義により正しい行動を躊躇する。
その点ネコは迷わずに進み、問題解決を先送りしない。
VUCA時代を生き抜くリーダーとして頼もしい存在です。

『DN・ねこアースプロジェクト』
の考える世界観

猫が関わることで
様々な社会課題を解決します。

ねこアースは
猫が主役のプロジェクト!

地球には自浄能力の限界“惑星限界”があります。
私たち人間が自然環境を優先しなかったツケを、
未来に向け可能な限り少なくしなければなりません。

いっしょに考えよう!

地球環境の問題

地球には様々な問題が山積。
私たちヒトは迷走しています!

01

繊維を使いきっていない問題

繊維商品の未使用・廃棄量は
年間 8000 万トン以上になります。
日本は170万トン。

注1、 平成22年2月 独立行政法人 中小企業基盤整備機構「繊維製品3R関連調査事業」報告書より引用

02

食品ロス問題

まだ食べられる食品が
年間13億トンも廃棄されています。
日本は600万トン。

農林水産省・環境省調べ、FAO、総務省人口推計(2017年)

03

水問題

22億人が安全な水を
確保できていないと言われています。

(出典:ユニセフ(国連児童基金)と世界保健機関(WHO)による水と衛生に関する共同監査プログラム(JMP)
「Progress on drinking water, sanitation and hygiene: 2000-2017: Special focus on inequalities」, 2019)

「未活用繊維」は、ゴミではなく資源!
猫ならできる繊維の活用法を考えました。

地球を救う第一弾は…

猫の手を借りて

はぎれネズミ大作戦!

地球全体の猫が、日本の繊維産地から
生み出された、はぎれのネズミで遊ぶことで
未活用繊維を解消していきます。

各産地からのはぎれのネズミが生まれ、
日本の繊維産地を巡回するような展開を目指します。

Japanese Textiles

日本の繊維産地マップ

日本の繊維産地マップ

『日本の繊維産地マップ』より

はぎれネズミ商品紹介

第三弾

静岡県・遠州エリアのネズミ

sold out

遠州の綿織物、別名「遠州綿紬(めんつむぎ)」の最大の特徴はその縞模様にあります。 「日本の縞」を何より大切に考え、柔らかで繊細な縞模様、幅や間隔に強弱のある縞模様、四季折々の自然美を反映させた多彩な色調の縞模様など、確かな技術と伝統に育まれています。
「嫁ぎ先で可愛がってもらえよ、素晴らしい物に作ってもらえよ。この布は、まさに”自分のムスメを嫁に出す”。そんな気持ちで織っている。」機屋(はたや)さんが語ってくれた言葉です。
手のぬくもりは人から人へを、ねこちゃん、ねこの飼い主様にも感じて欲しくて 遠州エリアのネズミが誕生しました。
昔ながらの製法で丁寧な手作業を繰り返しているので、安心・安全に遊んでいただけます。

【ご使用上の注意】
  • 飼い主様の目の届く範囲で猫のおもちゃとして使用してください。
  • ご使用の際、おもちゃのパーツが取れそうな場合は、使用を中止してください。
  • 猫やお子様が誤って飲んでしまった場合は、直ちに医師・獣医師などにご相談ください。
  • 濡れたまま放置すると、色落ち・色移りなどがおこる可能性がございます。
  • 猫が遊ぶ目的以外でのご使用はお控えください。

静岡県・遠州エリア
はぎれネズミ

1,650円(税込)

■本体サイズ:約縦90㎜×幅45㎜×高さ40㎜
■しっぽの長さ:100㎜~150㎜
■材質:綿、その他 製品生産過程(A品)で出たはぎれ(生地端、残反)など
■重さ:約10g
■任命証付き
Made in Japan

はぎれ(残反)を使用しているため色、柄が異なる場合があります。 はぎれのために、色柄を統一することは出来ず使用生地は毎ロット異なります。

東に天竜川、西に浜名湖、南は太平洋を臨み、北に数々の名峰を抱く遠州エリア。徳川家康が築いた浜松城下の発展を端に、天竜川が湛える豊富な清水と温暖な気候で綿花を育て、南アルプスの麓から切り出した木材で機織り機が作られました。江戸時代、機織りは農民の冬仕事として、幕末の藩士の内職として盛んになりました。

明治末から大正時代にかけては、現在の「トヨタ」や「スズキ」の創業者たちが動力を使った力織機を開発したことから、綿織物の生産性は飛躍的にアップ。こうした技術を軸に、その後は楽器・自動車・工作機械・健康医療・精密機器・宇宙航空産業など日本を代表する多くのモノづくり産業やベンチャー気質が育まれました。遠州の繊維産業が静岡の名だたる企業の礎を作ったと言っても過言ではありません。

また、浜松にある「初生衣(うぶぎぬ)神社」は、平安の昔から伊勢神宮へ神に捧げる衣服を納める大役を担ってきました。ここでは神衣を絹で織っていた「織姫様」が祀られ、神衣を伊勢神宮へ奉納する神事「おんぞ(御衣)祭り」が現在でも続けられています。技術だけでなく、由緒ある伝統にも裏打ちされた産地、それが遠州です。

有限会社ぬくもり工房 / 社屋

江戸時代から続く遠州の綿織物、別名「遠州綿紬(めんつむぎ)」の最大の特徴はその縞模様にあります。数百年の歴史の中で、数千種類ものさまざまな縞柄がデザインされてきましたが、この「日本の縞」を何より大切に考えているのが浜松市に事務所とお店を構える「有限会社ぬくもり工房」さんです。

遠州綿紬の種類には、濃い紺色の生地にストライプ模様の「遠州縞」、目にも楽しい多色使いの「縞紬」、独特の凹凸感がある「無地紬」、七色の糸で織った「なないろ紬」などがありますが、ぬくもり工房さんでは日本の四季が感じられる多彩な色調の縞模様にフォーカスし、着物の他、普段使いの雑貨やプレゼント用の小物などをデザイン・販売しています。

例えば、柔らかで繊細な縞模様、幅や間隔に強弱のある縞模様、四季折々の自然美を反映させた多彩な色調の縞模様など、取り扱う遠州綿紬は150パターン以上。反物はもちろん、オリジナルブランドの「つむぐ」では、ハンカチ、扇子、メガネケース、かばんなど、毎日の暮らしの中で楽しめるアイテムを提案中。また、星野リゾートさんとコラボした「界遠州」では、客室内のファブリックを担当。美しくあたたかみのある遠州綿紬の素晴らしさをさまざまなシーンでアピールし続けています。

伝統工芸品である遠州綿紬をもっとたくさんの方々に知ってもらいたいという思いで活動されているぬくもり工房さん。良いデザインを考えるのも、見せ方・売り方を考えるのも、代々受け継がれてきた産地を次世代に引き継いでいきたいから。

最初はピンとこなかった「DN・ねこアースプロジェクト」の話。よくよく考えてみると、「はぎれネズミ」という新しい切り口で遠州綿紬をアピールできる機会なのでは?猫を通じて遠州産地の想いを届けられる先をもっと増やせれば、技術や伝統を途切れることなく未来へ伝えていくことができるはず。江戸から現代まで紡いできた遠州の繊維産業こそ、SDGsの活動そのものだと思い至り、ご協力いただけることになりました。

実はぬくもり工房さん、デザインや販売を専門にする会社さんなので、はぎれや残反など未利用繊維はそんなにたくさん出ません。しかし、産地では大量に廃棄せざるを得ない生地を持て余しているところも多いとのこと。「産地の継続と発展」をビジョンに掲げている会社として、廃棄を減らしつつ産地をアピールできるこだわりのネズミを模索。何度も試行錯誤を重ね、遠州綿紬のあたたかみのあるはぎれネズミが誕生しました。

滋賀県・湖東エリアのネズミ

sold out

滋賀県といえば琵琶湖。日本最大の湖を中心に、多くの河川や伏流水から 繊維産業にとって要である豊富な水の供給源となり、四大天然繊維のうちの三種類、「綿・麻・絹」をたった一つの県に集中させています。
その中でも湖東は、室町時代より麻織物の一大生産地として発展してきたエリア。
現在は伝統技術を継承しつつ、時代に即した発想と感性で提案型の商品開発を地域全体で行っています。
かつての近江商人も大切にしていた「三方よし」「買い手よし、売り手よし、世間よし」の精神は、SDGsの概念そのもの。
そんな湖東エリアの商品を、ねこちゃん、飼い主様にも感じて欲しくて湖東エリアのはぎれネズミが誕生しました。
伝統と現代生活に密着した使いやすいモノづくりを行っているので、安心・安全に遊んでいただけます。

【ご使用上の注意】
  • 飼い主様の目の届く範囲で猫のおもちゃとして使用してください。
  • ご使用の際、おもちゃのパーツが取れそうな場合は、使用を中止してください。
  • 猫やお子様が誤って飲んでしまった場合は、直ちに医師・獣医師などにご相談ください。
  • 濡れたまま放置すると、色落ち・色移りなどがおこる可能性がございます。
  • 猫が遊ぶ目的以外でのご使用はお控えください。

滋賀県・湖東エリア
はぎれネズミ

1,650円(税込)

■本体サイズ:約縦90㎜×幅45㎜×高さ40㎜
■しっぽの長さ:100㎜~150㎜
■材質:麻、その他 製品生産過程(A品)で出たはぎれ(生地端、残反)など
■重さ:約10g
■任命証付き
Made in Japan

はぎれ(残反)を使用しているため色、柄が異なる場合があります。 はぎれのために、色柄を統一することは出来ず使用生地は毎ロット異なります。

滋賀県といえば琵琶湖。日本最大の湖を中心に、周囲にそびえる伊吹・鈴鹿・比良の名峰から流れ出る多くの河川や伏流水。これらは繊維産業にとって要である豊富な水の供給源となり、四大天然繊維のうちの三種類、「綿・麻・絹」をたった一つの県に集中させています。

その中でも湖東は、室町時代より麻織物の一大生産地として発展してきたエリア。麻糸は乾燥に弱く、織物を作るためには適度な湿気が必要。豊富な水をたたえる琵琶湖からの水蒸気や山に囲まれた地形から発生する霧など、麻の織物づくりを支える自然環境が整っていたことで、産地として大きく発展してきました。

江戸時代には、彦根藩が良質な麻織物の「高宮布」を保護・奨励し、将軍家への献上品としたことや、近江商人が行商で全国各地へ広め、その極上の手触りと品質が使い手に伝わったことで、麻織物産地としての湖東の名は不動のものに。現在は伝統技術を継承しつつ、時代に即した発想と感性で提案型の商品開発を地域全体で行っています。

湖東繊維工業協同組合 / 社屋

今日の湖東の麻織物は、幻の「高宮布」を起源とした伝統的な手織りの「近江上布」と、機械や新技術を使いデザイン性や使い心地を高めた「近江の麻」・「近江ちぢみ」に大別されます。

作り方によって「生平(きびら)」と「絣(かすり)」に分かれる「近江上布」ですが、生平は大麻の繊維を細かく割いて細い糸にするところからすべて手作業、絣は近江独自の技法で先染めした経糸と緯糸を正確に合わせて織っていきます。膨大な時間と職人技で生み出される上質の近江上布は、1977年3月に国の伝統的工芸品に指定されました。

一方の「近江の麻」・「近江ちぢみ」は、伝統を守りながらも麻以外の天然繊維・合成繊維・新素材や新たな加工技術を取り入れ、日常使いで長く愛用してもらえる地域ブランド。例えば、仕上げ工程の揉み込み作業で独特のシボ(しわ模様)を作る「近江ちぢみ」は、もともと吸湿・保湿性や通気性に優れた麻にシボの特性を加えることで、肌への接触面積を減らしてより爽やかで着心地の良い素材となっています。

このように、文化的遺産の伝統織物と現代生活に密着した使いやすい織物の両輪で、歴史や伝統を守りながらも、変化していく時代のニーズに応える新商品を積極的に生み出し、未来を見据ているのが湖東です。

2019年ごろから、残布や生地サンプルでアップサイクル事業を手掛けてきた湖東。「残ったものを蘇らせる、余分なものを作らない、今あるものを活用する」ことをテーマに、染め直しや機能性の追加など新たな価値を加えた素材で雑貨や小物などを創作・販売しています。また、麻と琵琶湖の葦を混ぜて作った混合繊維での商品開発にも取り組んでいます。

これは、かつての近江商人も大切にしていた「三方よし」の考え方を受け継いだ活動。自己の利益だけでなく、関係するすべての人々が幸せになれるような商品を扱う「買い手よし、売り手よし、世間よし」の精神は、現在世界中で取り組まれているSDGsの概念そのもの。

トレンドだけを追いかけるのではなく、こうした考え方で産地を盛り上げたいと思っていたところ、「DN・猫アースプロジェクト」の話が舞い込んできました。目指す未来・考え方が似ていることに共感いただき、小さな一歩でもまずは踏み出してみたいと快諾くださいました。安易なモノづくりはしないという信念と、すでに着手していたアップサイクル事業を活かし、麻特有のシャリ感のある涼し気なはぎれネズミが誕生しました。

岡山県・児島エリアのネズミ

sold out

「ジーンズの聖地」として知られる児島は、織り・染め・縫製など各工程に極めて高い技術力を持った職人や企業が存在しています。 中でも「縫製」は、商品のデザイン性や履き心地だけでなく、本来のワークウェアとして最も重要な耐久性を実現するため、豊富な経験に基づいた熟練の技が求められます。 そんな技術に裏付けされた、付加価値の高い製品をねこちゃん、飼い主さまに感じて欲しくて、児島エリアのはぎれネズミが誕生しました! 技術と熟練の技からつくられるから、安心・安全に遊んでいただけます!

【ご使用上の注意】
  • 飼い主様の目の届く範囲で猫のおもちゃとして使用してください。
  • ご使用の際、おもちゃのパーツが取れそうな場合は、使用を中止してください。
  • 猫やお子様が誤って飲んでしまった場合は、直ちに医師・獣医師などにご相談ください。
  • 濡れたまま放置すると、色落ち・色移りなどがおこる可能性がございます。
  • 猫が遊ぶ目的以外でのご使用はお控えください。

岡山県・児島エリア
はぎれネズミ

5,775円(税込)

■本体サイズ:約縦90㎜×幅45㎜×高さ40㎜
■しっぽの長さ:100㎜~150㎜
■材質:綿、その他 製品生産過程(A品)で出たはぎれ(生地端、残反)など
■重さ:約10g
■任命証付き
Made in Japan

はぎれ(残反)を使用しているため色、柄が異なる場合があります。 はぎれのために、色柄を統一することは出来ず使用生地は毎ロット異なります。

江戸時代以前は海に浮かんでいた島・児島。埋め立てによる新田開発が進む中、海水でも育てられる綿花栽培を軸に、繊維産業を発展させてきた地域です。 児島は時代の変化・荒波に揉まれながら、繊維の街として生き残るために何ができるのかを常に考え、伝統の織物生産の技術と知識に甘んじることなく、先見の明を持ち続けてきました。 真田紐(さなだひも)、足袋、学生服、畳縁など、時代の需要に応える商品づくりを続けていく中、昭和の高度経済成長期にジーンズと出会いました。

古くからの織り・染め・縫製などの分業体制をもとに、新たな産業として取り組んだジーンズづくりには、こだわりとプロ意識の強いクラフトマンシップ(職人魂)が凝縮されています。 ひとつの街に分業体制が集約されることで、各工程を徹底的に極めたプロが多く存在しています。 職人一人一人がこだわりとプライドを持ち、地域全体で協力して魅力的なモノづくりを行っています。

株式会社SPARKTRUE / 社屋

「ジーンズの聖地」として知られる児島は、織り・染め・縫製など各工程に極めて高い技術力を持った職人や企業が存在しています。中でも「縫製」は、商品のデザイン性や履き心地だけでなく、本来のワークウェアとして最も重要な耐久性を実現するため、豊富な経験に基づいた熟練の技が求められます。

「株式会社スパークトゥルー」さんは、分厚いデニムはもちろん、厚さの異なるデニムと異素材を組み合わせた縫製を得意とし、正確なステッチを駆使した美しい縫い目の商品づくりを行っています。アイテムは服だけにとどまらず、帽子や財布、ペットの洋服、インテリア雑貨など幅広く対応。他にも、ダメージ加工、ヴィンテージ加工、ひげ加工、ストーンウォッシュなどの加工、リベット、ペイント、刺繍などの装飾分野においてもセンスと技術力を発揮しています。

また、多種多様な要望に応えるため、道具のミシンまで用途によって改造してしまうほどの熱心さ。依頼された仕事はどんなに小さなものでも真摯に向き合い、お客さまの要望を最大限に実現させることに心血を注ぎます。大手メーカーからの大量発注にも、個人のお客さまのリペア依頼にも、柔軟に応えられるマインドと技術力を兼ね備えた会社さんです。

社風をひと言で表すと、「何にでもチャレンジする、頼まれたら断らない」のスパークトゥルーさん。以前、あるトルクメニスタン人から日本のメガネが欲しいと言われたことが。普通なら「ウチはメガネ屋ではないので・・・」とお断りするところを、分からないけれど頼まれたのだから何とかしてあげたいと、知り合いのメガネ屋さんも巻き込んでいろいろ企画・提案されたそうです。

専門外の仕事をやってみると、知らないことがたくさんあり、目にするもの・耳にするもの・手にするものすべてが新鮮で勉強になることを実感。このメガネ話にとどまらず、いつでも洋服だけに捕らわれず、依頼されれば何でもやってみる姿勢が回りまわって、本職のデニム仕事にも役立っています。

そんなスパークトゥルーさんだからこそ、ペット業界からの「残反ではぎれネズミを」との唐突な話を自然に受け入れていただけました。これからはリセットの時代。今まで捨ててきたものをどう形にできるのか。地球のためにも会社のためにも、常識や既存にとらわれず柔軟な姿勢でクリエイティブな仕事を続けていく。好奇心いっぱいの環境で、個性あふれる尖ったはぎれネズミが誕生しました。

▲ 商品紹介TOPへ

はぎれネズミ商品紹介

第二弾

群馬県・桐生エリアのネズミ

sold out

桐生はシルクをはじめとした天然繊維から化学繊維まで、さまざまな素材の特性を生かすことができる織のスペシャリストです。そこで作られる「桐生織物」は先染物・後染物・プリント物など広範囲にわたり、国内はもとより、広く海外にまで愛用され好評を博しています。どんな素材にも対応できる桐生織をねこちゃん、飼い主さまにも感じて欲しくて、桐生エリアのネズミが誕生しました。柔軟な発想でこだわりのあるモノづくりを行っているので、安心・安全に遊んでいただけます。

【ご使用上の注意】
  • 飼い主様の目の届く範囲で猫のおもちゃとして使用してください。
  • ご使用の際、おもちゃのパーツが取れそうな場合は、使用を中止してください。
  • 猫やお子様が誤って飲んでしまった場合は、直ちに医師・獣医師などにご相談ください。
  • 濡れたまま放置すると、色落ち・色移りなどがおこる可能性がございます。
  • 猫が遊ぶ目的以外でのご使用はお控えください。

群馬県・桐生エリア
はぎれネズミ

1,650円(税込)

■本体サイズ:約縦90㎜×幅45㎜×高さ40㎜
■しっぽの長さ:100㎜~150㎜
■材質:綿、絹、その他 製品生産過程(A品)で出たはぎれ(生地端、残反)など
■重さ:約10g
■任命証付き
Made in Japan

はぎれ(残反)を使用しているため色、柄が異なる場合があります。 はぎれのために、色柄を統一することは出来ず使用生地は毎ロット異なります。

「西の西陣、東の桐生」とは、高級絹織物で名高い京都と群馬の繊維産地。ここに謳われる「東の桐生」は、関東平野を見下ろす名峰赤城山をいただき、渡良瀬川と桐生川の豊かな清流に恵まれた土地です。古来より養蚕・絹織物が盛んな地域であり、日本三大織物の産地としても広く知られています。

この地を彩り繁栄の礎と伝わるのは「白瀧姫」。平安時代、京都から輿入れをして絹織物の技術を伝えたという伝説は、現代に脈々と続く「桐生織」のはじまりとされています。機神様(はたがみさま)として祀られた”おりひめ”は、現在も機織りの街・桐生を象徴する存在として愛されています。

近代では新しい技術や生産性の高い織機などを積極的に導入し、それまでになかった染色法や輸出用の羽二重(はぶたえ)の開発で海外の評価も上げる一方、産業の乏しかった国内周辺地域へは織物技術のイロハを伝えてきた桐生。良いものは外から広く取り入れ、内では自らが工夫を重ねる。そうして蓄えた知識や技術を今度は他の地域に惜しみなく伝える。桐生は柔軟性や好奇心に富み、問われればすぐに応える人の良さと懐の深さが漂う場所です。

桐生織物記念館/桐生織物協同組合

多彩な桐生織の中でも、「お召し織(おめしおり)」「緯錦織(よこにしきおり)」「経錦織(たてにしきおり)」「風通織(ふうつうおり)」「浮経織(うきたており)」「経絣紋織(たてかすりもんおり)」「綟織(もじりおり)」の7つの技法は、1977(昭和52)年に国から伝統的工芸品に指定されました。

こうした伝統が息づく絹織物をベースに、近年では化学繊維や合成繊維なども巧みに取り入れます。立体感と高級感を兼ね備えたジャガード織、繊細な柄を規則正しく表現できるドビー織を中心とした織り工程にもこだわり、高級感と斬新なデザインのバランスが絶妙なテキスタイルを数多く生み出しています。

帯や反物などの和装には新時代のデザイン性が、ワンピースやジャケットなどの洋装には伝統の技が生かされ、桐生テキスタイルは和装・洋装の枠に捕らわれない自由さを謳歌しています。江戸の昔からお客さまのニーズに応え続けてきた職人魂は今も受け継がれ、多品種少量生産でさまざまな分野の多様なモノづくりに貢献しています。

そして、この素晴らしい桐生テキスタイルをまとめ、国内外の市場に積極的にアピールしているのが「桐生織物協同組合」さん。特に海外見本市は昭和37年に開始、現在も形を変え世界各地で活発に開催されています。そこでは桐生製品の良さを伝えるだけでなく、現地消費者のニーズや品質・生産技術の向上に役立つ情報も収集。国内に持ち帰り、多くの職人さんや企業と共有することで、桐生テキスタイルのさらなる研究開発とブランディングに地域全体で取り組んでいます。

桐生の人は昔から研究熱心。新しい知識や技術を取り入れ、あるいはお客さまの要望を何とか満たそうと、工夫や開発をするのがクセになっています。ですから、残反やハギレの問題にも大いに関心があり、残反の再利用で服を作ったり、ハンドメイド素材として一般販売も行ってきました。しかし、その取り組みのほとんどはアパレル分野で完結するものでした。

そこへ「DN・ねこアースプロジェクト」の話があり、まったく異なる視点で猫の力を借り、新しい商品づくりができることにハッとしました。現場で手仕事をする内職のおばちゃんたちも、桐生のテキスタイルを使って自分たちが生み出す「桐生のはぎれネズミ」にワクワクしています。

せっかくなので、桐生が誇る豪華な「金襴生地」を使ったらどうだろう?ひな人形の衣装にも使われている金糸や銀糸を贅沢にあしらった生地を選び、猫の気持ちになって試行錯誤しました。どうやったら猫が楽しく遊んでくれるのかと頭をひねり、時には自宅の猫と一緒に遊びながら、一人ひとりが自ら考え・楽しみ、生きがいを持って仕事に取り組んだ結果、「桐生のはぎれネズミ」が誕生しました。

桐生織のはぎれネズミ

北陸・石川エリアのネズミ

sold out

ナイロンやポリエステルといった合成繊維はわたしたちの生活に欠かせません。その多くが生み出されているのが北陸地域。全国シェアはなんと約9割、中でも石川県の全国シェアは5割近くもあります。大手衣料品メーカーや某有名防水素材メーカーのサプライヤーとして成長してきた石川県の合成繊維だから、超軽量・速乾・吸水・保温などの機能性を担保しています。ねこちゃん、飼い主さまにも合成繊維の良さを感じて欲しくて、北陸・石川エリアのネズミが誕生しました!高機能だから、安心・安全に遊んでいただけます!

【ご使用上の注意】
  • 飼い主様の目の届く範囲で猫のおもちゃとして使用してください。
  • ご使用の際、おもちゃのパーツが取れそうな場合は、使用を中止してください。
  • 猫やお子様が誤って飲んでしまった場合は、直ちに医師・獣医師などにご相談ください。
  • 濡れたまま放置すると、色落ち・色移りなどがおこる可能性がございます。
  • 猫が遊ぶ目的以外でのご使用はお控えください。

北陸・石川エリア
はぎれネズミ

1,650円(税込)

■本体サイズ:約縦90㎜×幅45㎜×高さ40㎜
■しっぽの長さ:100㎜~150㎜
■材質:化繊、その他 製品生産過程(A品)で出たはぎれ(生地端、残反)など
■重さ:約10g
■任命証付き
Made in Japan

はぎれ(残反)を使用しているため色、柄が異なる場合があります。 はぎれのために、色柄を統一することは出来ず使用生地は毎ロット異なります。

ナイロンやポリエステルといった合成繊維はわたしたちの生活に欠かせません。その多くが生み出されているのが北陸地域。全国シェアはなんと約9割、中でも石川県の全国シェアは5割近くもあります。北陸は年間を通して降水量が多く湿潤なため、乾燥による静電気が発生しにくい土地柄。きれいな地下水が豊富なことも相まって、合成繊維の一大生産地となっています。

明治前期までは綿織物、明治後期にはバッタン機の普及により生産効率のアップした絹織物の生産と輸出が活況を呈していたこの地域も、世界恐慌や海外産地の隆盛により天然繊維産業は衰退します。しかし、苦境の中でも大正期には新素材のレーヨン(人絹織物)を足掛かりに、昭和の時代には石油化学工業の発達と歩調を合わせて合成繊維に取り組んだ結果、輸出大量生産型の合成繊維産地へと発展を遂げました。

カジレーネ株式会社/ 社屋

石川県全体の繊維生産規模は大きいものの、金沢市内には繊維を扱う企業は皆無。唯一の繊維関連会社として工場を置いているのが、「カジグループ」さんの糸部門「カジナイロン」と編み部門の「カジニット」です。かほく市には織り部門の「カジレーネ」の他、繊維機械の開発・製造を行う「梶製作所」もあります。

大手衣料品メーカーや某有名防水素材メーカーのサプライヤーとして成長してきたカジグループさんですが、自らが手掛ける高機能・高品質なテキスタイルを「もっと世に広めたい!知ってもらいたい!」という強い思いから、自社製品の企画・ブランディングに着手し、2019年には生地ブランド「KAJIF/カジフ」を立ち上げました。

合成繊維は異なる種類 の繊維を混ぜて糸を 作ったり(混 繊)、超軽量・速乾・ 吸水・保温などの機能 性を付与するために糸 の断面の形を工夫した り(異形断面)・・・、 製造会社が持つ技術力 が完成品の仕上がりや 品質にダイレクトに影 響します。

たとえば、「世界でいちばん薄くて軽いテキスタイルをつくることができる」という自社の強みをアピールするため、グループ企業の「カジレーネ」では2014年、「TO&FRO(トゥーアンドフロー)」というトラベルギアブランドを立ち上げました。これまでに蓄積してきた高い技術力を凝縮し、軽い荷物で身軽に旅行を楽しめる魅力的なブランドを展開しています。

「カジグループのテキスタイルが世の中に浸透していけば、化学繊維織物の産地である石川県、ひいては北陸全体が盛り上がっていくのではないか。」地域を代表する企業としての責任感をも背負い、未来に向かって試行錯誤中を続けています。

製造工程で発生してしまうB反やC反の存在はご存知でしょうか?一定の基準でA、B、Cと自動的に選別され、A反のみが通常の市場に流通します。その呼び名から、品質が著しく悪いもののような印象を受けますが、実際は微細な傷や色ムラが一部にあるだけで、生地全体を見渡せば問題なく使える部分も多いのです。

もともと、こうしたB反やC反の可能性を信じてグループ全体で再利用に取り組んでいたところ、「DN・ねこアースプロジェクト」の話が舞い込んできました。「猫が使ってくれるネズミのおもちゃ」という新しい視点でも残反の利用ができるのかと、とても嬉しい気持ちになったそう。少しでも地球環境に貢献できることに、グループとして社会的意義を感じてくださっています。

カジグループさんが扱うテキスタイルは非常に薄いため、心配されたのは「猫ちゃんの一撃で破壊されるのでは・・・?」という点。薄いことは製品の強みですが、今回ばかりは弱点に?しかし偶然にも、いつも扱っているテキスタイルよりも少し厚めの残反が転がり込んできました。「使ってあげなければもったいない!」ということから、素敵なタイミングで北陸・石川産のハギレねずみが誕生しました。

岡山県・井原エリアのネズミ

sold out

井原は昔ながらの草木染めや備後絣の伝統による藍染めを進化させデニムの染色に活かしています。また備中小倉に発する撚糸技術の伝統を現在まで受け継ぎ、デニムの生地作りにその発展した技術を活用しています。風合いのあるデニムは大量生産ではなく、その糸を使って丁寧に織り上げた反物から生まれました。 職人集団として、プライドを持って製造したデニムを、ねこちゃん、飼い主様にも感じてほしくて、井原エリアのネズミが誕生しました! 丁寧に織り上げた反物から生まれた商品だから安心・安全に遊んでいただけます!

【ご使用上の注意】
  • 飼い主様の目の届く範囲で猫のおもちゃとして使用してください。
  • ご使用の際、おもちゃのパーツが取れそうな場合は、使用を中止してください。
  • 猫やお子様が誤って飲んでしまった場合は、直ちに医師・獣医師などにご相談ください。
  • 濡れたまま放置すると、色落ち・色移りなどがおこる可能性がございます。
  • 猫が遊ぶ目的以外でのご使用はお控えください。

岡山県・井原エリア
はぎれネズミ

1,650円(税込)

■本体サイズ:約縦90㎜×幅45㎜×高さ40㎜
■しっぽの長さ:100㎜~150㎜
■材質:綿、その他 製品生産過程(A品)で出たはぎれ(生地端、残反)など
■重さ:約10g
■任命証付き
Made in Japan

はぎれ(残反)を使用しているため色、柄が異なる場合があります。 はぎれのために、色柄を統一することは出来ず使用生地は毎ロット異なります。

山々に囲まれ、空気と水と星の美しい街・井原。戦国時代末からの綿花栽培と江戸時代に伝わった藍の栽培をもとに、明治期には「備中小倉織」が全国に広まりました。備中小倉織は藍染の丈夫な厚手綿織物で、表が紺色・裏が白色。日本にジーンズが入ってくるより以前から現代のデニムに通じる織物として作られていことから、井原は「国産デニム発祥の地」と呼ばれています。

デニム生地やジーンズの生産は1960年代にはじまり、70年ごろには国内シェア70%を超えました。その後は海外勢との価格競争を経て、色味・風合い・手触りなど独自の価値と高い品質を追い求める高級路線へ舵を切ることで、世界中の高級ブランドから一目置かれる「デニムの聖地」へと生まれ変わりました。

こうした井原のすごさは、一部の職人さんや企業にとどまりません。地域全体でデニムを盛り立てようという熱意があるのです。例えば休耕田や畑を利用し、地域住民や井原高校の生徒さんがタネから綿花を育てて収穫。地元の工場でデニムにし、市内の新小学1年生に「ハートフルデニムバック」としてプレゼントする取り組みを行っています。

日本綿布株式会社/ 社屋

1917年創業、2017年に創立100年を迎えた「日本綿布株式会社」さん。時代の変化・荒波を乗り越えて100年以上継続して事業を行うことは並大抵のことではありません。創業から半世紀以上経った1985年、デニムメーカーとしては後発でしたが、自社が持つ旧式の織機や長く受け継がれながら進化してきた職人の技が生かせる新たな事業として新規参入しました。

日本綿布さんは、備後絣(びんごがすり)の伝統的な草木染めや藍染めの染色技術、備中小倉織からの撚糸や織布の技術を発展させるだけでなく、サンフォライズ(防縮)加工や洗い加工の設備投資も積極的に行い、お客さまの多様なニーズに応えられる一貫生産体制を築いてきました。

また、中白糸に多層構造を持たせることでデザイン性の高い色相を演出する「グラデーション・ファイバー」、顔料をデニム用のタテ糸に固着させて生地の立体感をキープする「ソリッド・ファイバー」技術を世界に先駆けて開発・実用化するなど、100年老舗企業にあぐらをかかない新しい挑戦を続けています。

このように伝統も実力も兼ね備え、国内外のハイブランド・高級アパレルへ生地を提供していますが、最もこだわっているのはヴィンテージのシャトル織機で織るセルヴィッチデニム。その独特の手触りや風合いは、手間ひまかかるシャトル織機を経験豊富な職工さんが絶妙な具合で操ることで生み出されます。今は生産が終了していて貴重なシャトル織機を150台も保有していることからも、オーセンティックな耳付デニムにこだわる本気が伺えます。

井原地域全体がそうであるように、日本綿布さんも願う「地域の身近な存在でありたい」という思い。次世代に対して井原デニムの歴史やプロダクトを伝え、地域に根差した活動を継続的に行っていきたいと考えています。

しかし、世界に誇る井原デニムの生産工程を人に伝える時、残反や生地の耳部分についてはどう説明すれば?生地づくりにおいて必ず発生するこのロスは、かねてからの悩みでした。そんな時、残反を活用したはぎれネズミで繊維問題に取り組む「DN・ねこアースプロジェクト」の話が舞い込んできました。

自分たちにできることがあるならと積極的に参加を決意くださった日本綿布さん。試作を進めていた時、本来であればゴミ箱に消えゆくものが「ネズミ」として生き生きし始めたことにハッとし、残反デニムが蘇ったと感じたそうです。

それからはワクワクと楽しさいっぱいの作業となり、中綿にはフワ耳(ワイド幅生地の端耳)を入れようとか、尻尾の先まではぎれで作ろうとか、“もったいないから捨てないで”をテーマに、ネズミの内側も外側も100%の自社デニム生地にこだわった結果、デニムのクールな見た目にエアリーな優しい感触のネズミが誕生しました。

井原産デニム生地のはぎれネズミ
▲ 商品紹介TOPへ

はぎれネズミ商品紹介

第一弾

岡山県・児島エリアのネズミ

sold out

児島といえば、初の国産ジーンズが誕生したエリア。世界中のジーニストが「児島クオリティ」を求めて続々と訪れます。 児島のジーンズの特長は、旧式の織り機で織る(セルビッチデニム)があります。 小量ではあるけれど、高付加価値のあるデニムを生産し、こだわりのある物作りが行われています。 そんな特長をねこちゃん、飼い主さまに感じてほしくて、児島エリアのネズミが誕生しました!
高付加価値、こだわりのある物作りから安心・安全に遊んでいただけます!

【ご使用上の注意】
  • 飼い主様の目の届く範囲で猫のおもちゃとして使用してください。
  • ご使用の際、おもちゃのパーツが取れそうな場合は、使用を中止してください。
  • 猫やお子様が誤って飲んでしまった場合は、直ちに医師・獣医師などにご相談ください。
  • 濡れたまま放置すると、色落ち・色移りなどがおこる可能性がございます。
  • 猫が遊ぶ目的以外でのご使用はお控えください。

児島産デニム
はぎれネズミ

1,870円(税込)

■本体サイズ:約縦90㎜×幅45㎜×高さ40㎜
■しっぽの長さ:100㎜~150㎜
■材質:綿、その他 製品生産過程(A品)で出たはぎれ(生地端、残反)など
■重さ:約10g
■任命証付き
Made in Japan

はぎれ(残反)を使用しているため色、柄が異なる場合があります。 はぎれのために、色柄を統一することは出来ず使用生地は毎ロット異なります。

江戸時代以前は海に浮かんでいた島・児島。埋め立てによる新田開発が進む中、海水でも育てられる綿花栽培を軸に、繊維産業を発展させてきた地域です。 児島は時代の変化・荒波に揉まれながら、繊維の街として生き残るために何ができるのかを常に考え、伝統の織物生産の技術と知識に甘んじることなく、先見の明を持ち続けてきました。 真田紐(さなだひも)、足袋、学生服、畳縁など、時代の需要に応える商品づくりを続けていく中、昭和の高度経済成長期にジーンズと出会いました。

古くからの織り・染め・縫製などの分業体制をもとに、新たな産業として取り組んだジーンズづくりには、こだわりとプロ意識の強いクラフトマンシップ(職人魂)が凝縮されています。 ひとつの街に分業体制が集約されることで、各工程を徹底的に極めたプロが多く存在しています。 職人一人一人がこだわりとプライドを持ち、地域全体で協力して魅力的なモノづくりを行っています。

株式会社ジャパンブルー/ 社屋

藍色は英語で「インディゴブルー(indigo blue)」と表現しますが、「ジャパンブルー(japan blue)」と呼ばれることもあります。 かつて、葛飾北斎や歌川広重に代表される浮世絵で多用されていた青(藍)色がそれです。

実は現代でもこの色を大切に商品づくりを行う企業が存在しているのですが、ご存知でしょうか。 岡山県の児島(こじま)が誇る世界的デニムメーカー、その名も「株式会社ジャパンブルー」さんです。 国内はもちろん、世界28ヵ国に広く展開し、『MOMOTARO JEANS』や『JAPAN BLUE JEANS』など、多くの人々に愛されるブランドを育てています。

地域色の濃い児島の中でも特にこだわりが強く、

① 地域社会に根差した会社経営やモノづくり
② 本物にこだわる職人気質なモノづくり
③ 常に新たな挑戦

を必要とするモノづくりを行っています。

例えばモノづくりにおいては、少量生産ながらも高付加価値を生む「セルヴィッチデニム」を本物のデニムと位置付け、こだわりをもって世に送り出しています。 旧式の織機で織るセルヴィッチデニムは、ダブル幅デニムに比べると織り速度が遅く生地幅も小さいですが、職人の手仕事によって立体的な風合いや色合いを表現できるのが自慢です。 素材選びから縫製や織など、すべての工程に並々ならぬ熱意を注ぎ、自社のブランドを大切にしつつも、決してブランドの一人歩きはさせないジャパンブルーさん。 児島の歴史やクラフトマンシップが宿る地域風土を大切にしたブランディングを進め、地元愛とジーンズへのこだわりを両立する立場で世界へと発信を続けています。

常に新たな挑戦を続けるジャパンブルーさんには、面白そうだと感じたことや新しいことにはどんどん取り組んでいく社風があります。 これこそが今回プロジェクトのネズミづくりに興味を持っていただけた理由です。 これまで手掛けてきた人向けのアパレルや雑貨ではなく、ペット用のおもちゃを自社デニムで作るということが「シンプルに面白そう」、というわけです。 常に新しい挑戦に意識を向けるジャパンブルーさんならではです。

クラフトマンシップの塊であるジャパンブルーさん、はぎれネズミという降って湧いた新しいアイデアに、使い手であるネコちゃんの目線から工夫を重ねてくださいました。 例えば、ネズミをくわえた時の安全性を考慮し、あえて目はつけない。あるいは、しっぽ部分を長くすることで動きを引き出し野生本能をくすぐるなど。 こうしたネコちゃん目線は同時に飼い主さまの安心感や一緒に遊べる楽しさにもつながります。 面白がりながらも真面目に真摯に考えてくださった結果、世界に誇る児島産デニムのネズミが誕生しました。

児島産デニム生地のはぎれネズミ

愛知県・尾州エリアのネズミ

sold out

世界三大毛織物産地の一つ、愛知県の尾州。 ウールは、素材自体が動物性で呼吸をしているため、吸水性や放湿性に優れています。 同時に抗菌作用も非常に強力で、汗や体臭を消臭してくれる効果まであります。 そんな特長をねこちゃん、飼い主さまに感じて欲しくて、尾州エリアのネズミが誕生しました! 吸水性や抗菌作用があるから安心・安全に遊んでいただけます!

【ご使用上の注意】
  • 飼い主様の目の届く範囲で猫のおもちゃとして使用してください。
  • ご使用の際、おもちゃのパーツが取れそうな場合は、使用を中止してください。
  • 猫やお子様が誤って飲んでしまった場合は、直ちに医師・獣医師などにご相談ください。
  • 濡れたまま放置すると、色落ち・色移りなどがおこる可能性がございます。
  • 猫が遊ぶ目的以外でのご使用はお控えください。

尾州ウール
はぎれネズミ

1,650円(税込)

■本体サイズ:約縦90㎜×幅45㎜×高さ40㎜
■しっぽの長さ:100㎜~150㎜
■材質:ウール、その他 製品生産過程(A品)で出たはぎれ(生地端、残反)など
■重さ:約10g
■任命証付き
Made in Japan

はぎれ(残反)を使用しているため色、柄が異なる場合があります。 はぎれのために、色柄を統一することは出来ず使用生地は毎ロット異なります。

「世界三大毛織物産地」をご存知ですか?イタリアのビエラ(Biella)、イギリスのハダースフィールド(Huddersfield)に加え、日本国内にもその産地があります。 場所は愛知県・尾州。ここは、国内産毛織物の実に約70%を生産する日本最大の毛織物産地であり、ウールの中高級品を生み出すアパレル産業の集積地です。

尾州は紡績、撚糸、糸染、織・編み、染色整理(色付け・加工)など各々の工程が分業化されていますが、各社それぞれが豊富な知識や高い技術を持ち寄ることで、より質の高い製品を多く生み出してきました。

例えば、合繊(化学繊維)とウールの両方を交織して生地をつくる場合、ウールは元来縮むという性質があるため、実は尾州でしか加工することができません。 縮んでしまうことを前提に、仕上がりの風合いや設計に対応することができるのが尾州産地なのです。 また、ウールの染色技術も非常に高度ですが、尾州では合繊・綿など何でも染めることができます。

中伝毛織株式会社/ 社屋

ウールで名高い尾州産地の中にあって、突出した企業力をお持ちなのが今回プロジェクトにご協力いただいた「中伝毛織株式会社」さんです。 地域の基本体制である分業作業を自社およびグループ会社間で一貫して行うことで、開発スピードを加速しつつ、人材育成をしながら高品質な製品を生み出しています。

設備投資としてヨーロッパ三大機械メーカーの最新織機を豊富に導入していますが、単に装置をたくさん保有しているだけではなく、 それらの組み合わせを工夫することにより、他社ではできない風合いやデザインの生地を手早く生産することができます。 そのため、一般的な生地から、顧客の細かな要望が詰まった生地づくりにも繊細に応えられるのです。

しかし、織物の完成度を高めるにはハードだけでは不十分。優れた機械のポテンシャルを最大限に引き出すため、熟練の職人や企画力のあるテキスタイルデザイナーの教育はもちろん、 世の人々に完成品をお届けする営業マンも日々努力を積み重ねています。 生産・企画・営業の三位一体スタイルこそ、中伝毛織さんの強みであり特長となっています。

尾州が扱うウール、冬に暖かいというイメージがありますが、素材自体が動物性で呼吸をしているため、実は吸水性や放湿性に優れています。 つまり、冬に暖かいだけでなく、夏も涼しいのです。雪山登山の靴下にも、夏の肌着にも使える万能素材です。

同時に抗菌作用も非常に強力で、汗や体臭を消臭してくれる効果まであります。1週間着続けても臭わないため、NASAが宇宙服(インナー)用に開発しているとか。 さらに、羊の毛であるウールは微生物などの作用で自然に還る「生分解性」を有しており、化学繊維よりも速いスピードで土に還ります、近年では持続可能で循環型のエコ素材として注目を集めています。

このように機能性と環境性の両輪を兼ね備えた素晴らしいウールですが、製品になりきれなかった端切れや使われなくなった生地は持て余していることも事実です。 そこに、アパレルとは違う角度から「DN・ねこアースプロジェクト」がドッキングしました。

尾州ウール生地のはぎれネズミ

愛媛県・今治エリアのネズミ

sold out

今治と聞いて思い浮かぶワードは「タオル」、今治タオルの特長は、肌触りの良さと吸水性。
タオルとして製品にはなれなくても、吸水性や肌触りはブランド品質を担保しています。
そんな特長をねこちゃん、飼い主さまに感じてほしくて、今治エリアのネズミが誕生しました。 肌触りの良さと吸水性があるから安心・安全に遊んでいただけます!

【ご使用上の注意】
  • 飼い主様の目の届く範囲で猫のおもちゃとして使用してください。
  • ご使用の際、おもちゃのパーツが取れそうな場合は、使用を中止してください。
  • 猫やお子様が誤って飲んでしまった場合は、直ちに医師・獣医師などにご相談ください。
  • 濡れたまま放置すると、色落ち・色移りなどがおこる可能性がございます。
  • 猫が遊ぶ目的以外でのご使用はお控えください。

今治タオル
はぎれネズミ

1,650円(税込)

■本体サイズ:約縦90㎜×幅45㎜×高さ40㎜
■しっぽの長さ:100㎜~150㎜
■材質:綿、その他 製品生産過程(A品)で出たはぎれ(生地端、残反)など
■重さ:約10g
■任命証付き
Made in Japan

はぎれ(残反)を使用しているため色、柄が異なる場合があります。 はぎれのために、色柄を統一することは出来ず使用生地は毎ロット異なります。

「今治」と聞いて、次に思い浮かべるワードは何でしょう?おそらく・・・「タオル」ではないでしょうか?それほどまでに、「今治タオル」は有名です。 全国のホテル・旅館はもちろん、一般家庭にまで広く普及し、そのフワフワの優しい肌触りに加え、非常に優れた吸水性が多くの人々に愛されています。

今治の地でタオルがつくられるようになったのは、それまで主流だった白木綿(伊予木綿)が他産地や明治維新の影響による輸入におされて不振となった明治期でした。 その後、タオル用に織機の開発・改良が行われ、生産効率や品質も飛躍的に向上しました。

特に1918年導入のジャカード織機では、模様を直接織り込むため、タオルづくりは従来の「後染め」から「先染め」に変更され、 今日の今治タオル最大の特長のひとつ「立体的なやわらかさ」を生み出すことになりました。

そして、現在も続くこの「先晒し先染め」技法を支えているのが今治の豊かな自然です。 蒼社川をはじめ、天然の地下水など水質の高い豊富な軟水は、綿糸の先晒しや染色などあらゆる工程で利用され、綿本来のやわらかさ・白さ・吸水性を最大限に引き出しています。

西染工株式会社/ 社屋

今治タオルの特長のひとつ-吸水力-、実は「染色屋さん」が生み出しています。 染色工程のひとつ、不純物の除去作業「精練」を手間ひまかけて行うことによって、あの素晴らしい吸水性が実現します。 今治タオルがその品質を担保し、胸を張ってブランドロゴを付け続けるためには、染色屋さんの存在がなくてはならないのです。

今治のタオル関連メーカーは約100社ありますが、染色を主業務としている会社はたった7社、さらに一貫体制を整えているのはわずか3社。 2社は大手で、残りの1社が「西染工株式会社」さんです。本業は染色ですが、タオルの織り・染め・縫製・二次加工別に分業体制を基本とする今治の地にあって、 将来を見据えた2018年、タオルメーカーの営業権と機器を譲り受け、商品づくりを企画から生産までシームレスに行えるよう生産一貫体制を築きました。

例えば、今治タオルの良さ「フワフワ感(ボリューム感)」に着目し、「共働き世帯の増加に伴い部屋干しが増え、 都会のマンション住まいで収納スペースが限定される中、フワフワだけどかさばる、ボリュームがあるがゆえに乾きにくいタオルってどうなの? 」と考えついた結果、それまでになかった新たな商品を生み出しました。

長所を短所として捉えた結果、プラチナのナノ粒子を繊維に付着させて制菌防臭効果を実現したり、細い糸で薄く織りながらも吸水力を維持したりと、部屋干し・収納の問題をまとめて解決してしまいました! フワっとして柔らかいという一般的な今治タオルの良いイメージを逆手に捉え、機能性を全面に押し出すことで成功。“染”で培った技術と知識を新商品開発に生かしています。

従来の今治ブランドを“染の力”で支えつつ、これまでの染色加工で培ってきた技術力や知識を生かした新たな商品づくりを目指す西染工さんですが、同じく未来への取り組みとして環境に配慮した活動も活発に行っています。

染色加工というのは一日中大型の機械を動かし続け、水も大量に使用し廃水を繰り返す作業。 会社として「反地球環境的」な業務を進める中で、環境に負荷をかけていることをきちんと理解し背負った上で、自分たちに何ができるのかを真剣に考えています。

一例としては、「色合わせ専用部屋」があります。色味を確認するのも仕事のひとつですが、エコ化の代表格LED照明だと実際とは違う色に見えてしまいます。 環境だけを考えれば、すべてをLED化するのが手っ取り早いのですが、業務上それができないわけです。 じゃあ無理なのか?何もできないのか?ではなく、色合わせ作業が正しくできる環境を区切り、それ以外で支障がないスペースはすべてLED照明に替えました。

こうした社内での活動こそが、今回「DN・ねこアースプロジェクト」にご参加くださったきっかけでもあります。 素晴らしい今治タオルにも製造上、必ずはぎれ(残反)が発生してしまいます。タオルとして製品にはなれなくても、吸水性や肌触りはブランド品質を担保しています。 タオル以外の用途でも形を変えることで生まれ変わり、廃棄の道しかなかったものに命が吹き込まれるアイデアにご共感いただき、今治タオル生地のネズミが誕生しました。

今治タオル生地のはぎれネズミ
▲ 商品紹介TOPへ

手作りのパッケージについて

ねこアースメンバーへの任命証

未活用繊維を無くすために〈はぎれネズミ〉で遊ぶ愛猫たちに敬意を表し、地球を救うねこアースメンバーの一員として任命いたします。

牛乳パックを漉いた手作り再生紙を台紙に

ワークショップちどり(岡山市中区)さまが牛乳パックを原料としてひとつづつ丁寧に紙漉きした台紙です。紙漉きの様子はこちら。