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岡山から車で瀬戸大橋を渡り、香川県を横切り愛媛県へ。そこからさらに約1時間半かけて西予市明浜へと向かうと、無農薬みかんの仕入先「無茶々園」はある。 1974年、わずか3人の若者が立ち上げた農業法人。まだ日本に有機農法や自然農法という言葉が定着していなかった時代。初めはなかなかうまくいかなかったが、3年がかりで自分たちの納得できるみかんにたどり着く。それから40年以上が経ち、今やオーガニックの世界で知らない人はいない。農業を主体に海と山と段々畑を有機的にリサイクルさせる町内複合型経営を理想として、これからの未来を考える多くの理解者を得ている。










「無茶々園」さんとの取引はかれこれ5年になりますね。その前からいろんな取り組みやこだわりの栽培を知っていたので、いつかこちらの無農薬みかんで商品を作りたいと思っていたんです。ご縁のきっかけは食品見本市会場で弊社の開発担当者が「犬にみかんを食べさせたい!」という話をし、高瀬さんに興味を持ってもらえたこと。後日改めて愛媛・明浜へご相談に伺ったという流れでした。


そうでした。毎年収穫時期だけの限定生産ですが、続いてますよね(笑)。その当時は乾燥フルーツをあまりやってなかった上に、犬の嗜好やクセを取り入れた馴れない開発課題に苦労した思い出があります。


もともと犬は甘党で、だいたいの果物は好きなんです。それでみかんの姿が分かる“輪切り”で乾燥すれば、与えやすいし飼い主さんに喜ばれると思って。「栄養価の高い皮は残しつつサクッとした食感に…」「苦みをもう少し抑えられませんか?…」とか。いろんな注文をしましたね(笑)。


外注を頼ったりしながら試行錯誤しましたが、要望通りになかなかできなくて。それで野菜の乾燥が得意な村上さんに相談しました。


試作を始めると、そのままの“輪切り”が実は一番難しいんです。粉末や乾燥する機械はあっても、意外とスライスってしないんですよね。結局、器具は使いますが、「ガシャン!」と手で押してスライスするのが、機械より断然キレイで早くできたんです。





最初に届いたサンプルは「ちょっと犬には苦みが気になるかな」と思ったんです。それから乾燥手法などを工夫していくうちに甘みと酸味と苦みのうまくフィットした商品に仕上がってすごいなぁって。飼い主さんも一緒に楽しめる商品が出来て嬉しかったのを覚えてます。


ポンカンなどいろんな種類のみかんで試作して結局温州みかんが一番。皮までおいしいことにたどり着いたんです。シンプルに乾燥しただけですが、普段みかんを食べ慣れてる僕にとっても経験のない美味しさで驚きました。


「犬が食べますか?本当に?」って柑橘類を躊躇される方もいるんですよ。でも愛犬が食べてる姿を見れば相性よしって分かります。今ではみかんの収穫シーズンになると、「“みかんチップ”いつから発売ですか?」と問い合わせがあるほど(笑)。


いろんな価値づけをして頂くことは、うちとしてもすごく有難いですね。


とにかく安全なものを犬にあげたいと考えておられる飼い主さんが多いので、土づくりから有機栽培にこだわっておられる「無茶々園」のみかんは、安心して使ってもらえます。














明浜地区はみかん栽培の適地だと思います。風光明媚で、潮風が吹きこむ。海を見下ろす急斜面のだんだん畑は日照が降り注ぐ理想的な環境です。


それにしても、皮の苦みと果実の甘さのバランスが絶妙ですね。糖度が変わると味のバラつきが出るから甘味料を入れて調整するという会社もありますが・・・。


うちは昔からみかんの外観も味も自然のまま。ジュースも果汁を搾っただけなので、年によっては酸味がすこし強かったり…でもそれがみかんの魅力なので、素材本来の味を大切にしています。毎年同じ天候や気温じゃないし、天然モノの良さはその年その季節の表情を楽しめるとこじゃないかと思います。


やっぱり “無茶々園みかん”じゃないと《ドットわん品質》にならない(笑)。人間向けは同じ味にしようとして、調味や保存や見た目のキレイさを出す着色や香り付けをするじゃないですか。でも犬にはそういった加工より余計なモノを使わない“安全”が優先なんです。「直射日光などで日が経つとちょっと色はくすんできますが、品質はそのままの状態です!」とお客様に自信をもってお伝えできます。














素材そのもののほうが加工品より相性はいいでしょうね。最近はペットと人間の関係が、少子化や高齢化に伴って密になってきている気がします。


そうなんです。今は核家族になってきて、親子の関係も愛犬で繋がっていたりするんですよね。みんなが犬に喋りかけるから家族の秘密は一番知ってる(笑)。犬が病気になってしまうと家族みんな元気がなくなる。だから犬に健康で長生きして貰わなくちゃって、心から願っているんです。そのためにも食べ物から見直すことが必要だと。


犬って鼻が利くから、素材の良し悪しが人よりわかるんじゃないですか。昔は狩りをした獲物が食事だったんでしょうし。


本当は犬って狩りとか得意じゃないんですよ。集団で捕えた獲物を皆で分けるから1頭の分け前も少なく、常に飢えているんです。だから食を安定するために、猫よりずっと早く人間と住みはじめたといわれてます。集団で過ごした習性なのか家族の中で従う人を決める、ご飯をくれる人が一番偉いボス(笑)。


みかんを分けあう犬と飼い主って、なんかしっくりきます。明浜の犬は普通にみかん食べてますから。





みかんチップは旬の限定販売ですが、去年も惜しまれつつ終売しました。なので今年の販売期間はちょっと長めでお願いしたいなぁ。


去年は豊作だったのですが・・・。ただ出荷量が増えてますし「ワンコにみかん。こんな需要があるんだ!」という新たな視点に可能性を感じています。その辺りは一緒にいろいろ取り組んでいきたいですね。


それこそ「無茶々園」のみかん通販を飼い主さん向けに案内してみるのも面白いかもしれないですね。「ワンコと一緒に無茶々園みかんを味わってみては?」という感じで。


それはいいですね。まずは、やってみることが大事ですからね。


本当にそう思います。高瀬さん、村上さん、これからも無農薬みかんの栽培を続けてください!ありがとうございました。










急斜面に段々重なる畑とゆるやかに吹き上げる潮風。
自生しているかのように馴染む、歳を重ねたみかんの木。
そんな景色を背にした明浜集落に来ると、気持ちがおだやかになります。
剪定の合間にみかんで水分補給、その一粒を放し飼いの犬が一発キャッチ。人と犬の心地よい距離を少しでも感じられる「ドットわん」だったらいいな…という想いでこれからも無茶々園「みかんチップス」をお届けします。












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